防衛省の発表によれば、2020年度に再生可能エネルギーによって電力を調達する施設が151になるのだそうで、これは同省の施設数全体の約15%にあたるようですよ。
再エネで調達する電力量は計約9100万キロワット時になり、一般家庭2万世帯超の年間使用量に相当するようで、河野太郎防衛相は記者会見で「わが国の政府機関における再エネ調達で最大規模だ」と述べ、防衛省は施設ごとに再エネの割合を30%にする目標を掲げています。
昨今の新型コロナウィルス感染症拡大を受け、太陽光発電のFIT価格を決める第6回入札のスケジュール変更が発表され、2020年5月1日を予定していた太陽光発電の第6回入札の事業計画の受付開始は当面延期となったようです。
今後のスケジュールおよび受付の開始時期については、緊急事態措置などの社会状況の動向を踏まえ、2020年5月末に開催予定となっている調達価格等算定委員会にて検討を行う予定で、第6回の入札開始時期が後ろ倒しとなった場合でも、現時点では太陽光発電の入札は当初の予定通り年度内に2回実施することを基本とするようですね。
ただし、社会情勢などを踏まえつつ必要に応じ、入札実施回数の変更やこれに伴う募集容量の変更も検討する方針のようですね。